ジャンパー膝

膝蓋腱炎とも呼ばれ、膝のお皿(膝蓋骨)とすねの骨(脛骨)を繋ぐ腱(膝蓋腱)が炎症を起こす症状です。
特にジャンプ動作を多用するスポーツ選手に多く見られ、この名前がつきました。
膝への過度な負担や繰り返しのストレス。
①ジャンプや急な方向転換などの動作を頻繁に行うスポーツ(バスケットボールやバレーボールなど)
②筋力のバランスが悪い場合や柔軟性の低下
③不適切なトレーニングや急激なトレーニングの増加
④硬い地面での運動や不適切なシューズの使用
①膝の前面に鋭い痛みが生じる
②膝蓋腱の周囲に腫れや圧痛がある
③膝の屈伸時に痛みが増す
④ジャンプやランニングの際に痛みが強くなる
⑤進行すると、安静時にも痛みを感じる
①問診;患者の症状やスポーツ歴、活動内容を詳しく聞き取ります
②検査;膝の動きや痛みの部位を確認します
③画像診断;病院では、レントゲンやMRIを使用して、膝蓋腱や周囲の組織の状態を詳しく調べます
④超音波検査;膝蓋腱の炎症や損傷の程度を確認します
①安静;膝に負担をかけないようにし、炎症を抑えます
②アイシング;冷却を行い、痛みや腫れを軽減します
③ストレッチ;大腿四頭筋やハムストリングス
④トレーニング;大腿四頭筋やハムストリングス
⑤物理療法;電気治療や超音波治療器
⑥薬物療法;痛み止めや抗炎症剤など
①適切なウォームアップとクールダウンを行う
②筋力バランスを整えるためのトレーニング
③柔軟性を高めるストレッチを定期的に行う
④適切なシューズを選び、硬い地面での運動を避ける
⑤過度なトレーニングや急激な運動量の増加を避ける