腱鞘炎
特徴
腱とその周辺の腱鞘に炎症が生じる。
主に手首、指、足首などの関節付近で発症する。
繰り返しの動作や過度な使用が原因となる事が多い。
主な症状
痛み(特に動かしたときに増強)
腫れ
関節の動きが制限される
握力の低下
関節周辺のこわばり感
原因
反復的な動作(タイピング、スマートフォンの使用など)
スポーツや楽器演奏などの活動、過度な使用
不適切な姿勢や作業環境
加齢による腱の弾力性低下
手や指を頻繁に使う作業やスポーツ(テニス、ゴルフ)による負担やスマートフォンやパソコンの使用が増加することで、特に若年層でも発症が見られます。また女性では更年期におけるホルモンバランスの変化が影響することがあります。
治療法
安静と患部の保護
消炎鎮痛剤の服用
物理療法(ストレッチ、マッサージなど)
装具の使用
重症の場合は手術が必要になることもある