三角線維軟骨複合体損傷

病態

三角線維軟骨複合体とは、手首の小指側にある関節円板というクッションを含む靭帯構造です。
主に3つの役割があり、手首の小指側の安定、手首をかく方向に動かす、手根骨(手を構成する骨)と尺骨(前腕の小指側の骨)の間にかかる負荷を均等にする役割があります。
転倒して手をついた際などの外傷性慢性的な使い過ぎ加齢変性などによって発生します。

TFCC損傷(三角線維軟骨複合体損傷) | ひなた整骨院

症状

・手首を曲げると手首の小指側が痛む
・じっとしていても痛みが出ることがある(安静時痛
・ドアノブを回す、蛇口をひねる、タオルを絞るなど、前腕をひねる動作で痛みが出る
・手首を動かすとポキポキと音が鳴る
・手首を使わなければ痛みは治まるが、手首を使うと痛みがぶり返す
・重度になると、物を渡す動作や手首を動かし始めた時などに手が抜ける感じが現れる

治療方法

【保存療法】
装具などによる保存療法で改善する場合が多くあります。
固定方法としては、外固定(手から上腕部分までのギプス固定)、手関節の弾性包帯固定、サポーター固定などがあります。
また、特殊電気療法、手技療法鍼灸治療なども効果が期待できます。
痛みが強い場合は、非ステロイド消炎鎮痛薬の投与などの薬物療法を行います。