セーバー病

セーバー病とは

セーバー病(Sever病)は、成長期の子供、特にスポーツ活動が活発な子供に多く見られる踵(かかと)の痛みを伴う疾患です。
踵の骨(踵骨)の成長板に炎症が起こることで発症します。
成長期に骨が急速に成長することと、スポーツ活動による繰り返しの負荷が主な原因です。

特にサッカー、バスケットボール、陸上競技などのスポーツを行う子供に多く見られます。

セーバー病の症状

セーバー病の主な症状は、踵の痛みです。
痛みは運動時や運動後に強くなり、特にジャンプやランニングなどの負荷がかかる動作で痛みが増えます。
かかとの後部や側面に圧痛があり、触れると痛みを感じることがあります。
また、踵が腫れることもあります。症状が進行すると、歩行時にも痛みを感じることがあります。

整骨施術

セーバー病の症状を緩和し、回復を促進するための方法の一つです。
痛みを軽減するために電気療法や手技療法や、
筋肉のバランスを整えるためのストレッチや筋力トレーニングが行われます。

鍼灸

鍼灸治療は、セーバー病の痛みを軽減し、血行を改善するための伝統的な治療法です。
鍼治療では、ツボに鍼を刺して刺激を与え、痛みを和らげます。
灸治療では、温熱刺激を与えて血行を促進し、炎症を抑える効果があります。
これらの治療法は、整骨治療と組み合わせることで、より効果的な症状緩和が期待できます。

自宅でのケアと予防

自宅でのケアもセーバー病の治療には重要です。以下のような方法があります:

  • アイシング:痛みがある部位を冷やすことで炎症を抑えます。
  • ストレッチ:アキレス腱やふくらはぎの筋肉を伸ばすストレッチを行います。
  • 適切な靴選び:クッション性のある靴を選び、足への負担を軽減します。
  • 休息:痛みが強い場合は運動を控え、十分な休息を取ります。

セーバー病の経過と回復

セーバー病の経過は個人差がありますが、適切な治療とケアを行うことで多くの子供は数週間から数ヶ月で回復します。
治療中は無理をせず、痛みがなくなるまでスポーツ活動を控えることが重要です。
再発防止のためには、治療後も継続してストレッチや筋力トレーニングを行い、適切な靴を履くことが推奨します。

# コンセプトCONCEPT #

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