鵞足炎

鵞足炎とは

鵞足炎(がそくえん)は、膝の内側にある「鵞足」と呼ばれる部分が炎症を起こす状態です。
鵞足は、縫工筋、薄筋、半腱様筋の3つの筋肉が膝の内側に集まる場所です。

鵞足炎は、ランニングやジャンプなどの繰り返しの動作、膝の過度の使用や捻じれ、
筋力不足などが原因で発症します。

症状としては、膝の内側の痛みや腫れ、動かすときの違和感などがあります。

施術方法

鵞足炎に対してさまざまなアプローチが取られます。

まず、患部の炎症を抑えるために冷却療法や電気治療が行われます。

その後、筋肉の緊張をほぐすために手技療法やストレッチが行われることがあります。

また、関節の動きを改善するために、関節の矯正や調整を行うこともあります。
さらに、再発を防ぐために、筋力トレーニングや姿勢改善の指導が行われることもあります。

鍼灸治療の基本

鍼灸治療は、鍼(はり)や灸(きゅう)を使用して体のエネルギーの流れを整えることを目的としています。
鵞足炎の治療においては、痛みや炎症を緩和するために、膝周辺の特定のツボに鍼を刺すことが一般的です。
鍼は非常に細いため、痛みはほとんど感じません。

また、灸を使用して温熱療法を行うことで、血行を改善し、自然治癒力を高める効果も期待できます。

予防方法

  • 適切なウォーミングアップとクールダウンを行う。
  • 膝に負担をかけないよう、適切な靴を選ぶ。
  • 筋力トレーニングを行い、膝周りの筋肉を強化する。
  • 柔軟性を保つために、定期的にストレッチを行う。
  • 無理な運動を避け、適度な休息を取る。

自宅でできるケア方法

  1. 患部を冷やす:氷を使って膝の内側を冷やすことで、炎症を抑えることができます。
  2. ストレッチ:膝周りの筋肉を柔らかく保つために、軽いストレッチを行います。
  3. 休息:痛みが強い場合は、無理をせずに十分な休息を取ることが重要です。
  4. サポーターの使用:膝に負担をかけないよう、サポーターを使用することも効果的です。

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