鍼ってどんなもの??

おはようございます(^^♪
まごころ整骨院、元廣です!
先日はギックリ腰についての記事を書かせて頂きましたが、本日はギックリ腰の治療でもよく使用する鍼について触れてみたいと思います。
先ずは皆さんが【鍼】と聞くと、『怖い』『痛そう』『クセになる・依存性がある』と思われる方が多いかと思います。
『痛み』に関しては人によって様々ですが、当院で使用する一般的な鍼は髪の毛ほどの太さを使用するので殆ど痛みはありません。
鍼による刺激の特徴として、響きと言われるズーンとしたりビリっと鋭く走るような感覚がありますが、この独特な感覚を苦手とする方が多いかと思います。実は私自身もこの感覚があまり好きではないのですが、無理に響かさなくても鍼の効果を出すことは可能なので患者様と相談したうえで、患者様のお身体へ極力負担のかからない様に治療を行うようにしております。
また、『クセになる・依存性がある』という声も耳にしますが、鍼自体は『ただの金属』であって薬とは違い、副作用や依存性はありません。
鍼の主な効果としては、

➀鎮痛効果・・・鍼によって体を刺激する事で、中枢神経の中に内因性オピオイド(モルヒネの様なホルモン)が放出されることで神経経路をブロックをします。

②筋肉の緊張を和らげる・・・鍼による刺激によって神経の軸索反が起こり、血管を拡張させる物質が出る事で血液量を増加させます。血行が良くなると痛みや疲労の原因となる物質を老廃物として排出され、筋肉の緊張が緩和します。

③免疫機能、自然治癒力の向上・・・鍼をする事でNK細胞(白血球の一種)サイトカイン(免疫系細胞から分泌されるたんぱく質)などの免疫力に関連する物質を増加させることによって免疫機能を向上させることが期待できます。

④リラックス効果・・・鍼をする事でセロトニン(ストレスに対して効果のある脳内物質)ドーパミン(中枢神経系から放出される神経伝達物質)の分泌を促すことで心の健康への効果が期待されます。

ちょっと読んでいて難しく感じる内容かと思いますが簡潔に言ってしまえば沢山のメリットがあります!
経験のある方は勿論ですが、未経験で興味はあるけど抵抗がある方でもお気軽にご相談下さい(^^)

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