踵骨、アキレス腱間滑液包炎

踵骨後上部の著名な突出と、不適合な靴によって起こる踵骨、アキレス腱間に存在する滑液包の炎症のこと

圧迫刺激により炎症を起こす

思春期から中年の女性に多く見られる

アキレス腱付着部の中央よりやや外側後方に腫脹を生ずる

急性期には、発赤、圧痛が著明であり、慢性期のものでは皮膚が紫色となり、痕が残り踵後部が肥厚突出し、骨様の硬さになる。

治療は安静第一で、歩行時踵部にヒールを入れて踵を上げ、足関節屈曲位とする。

保存的療法で軽快しないものは、滑液包の摘出手術を行う。